マニュアルは無い。

春になって、進学や就職、新しい生活が始まっている。

人々の関心の一つに子どもや孫の教育や進路があるのは当たり前で、特に親は責任もあるので、どうしたら我が子が、世間的に良いと言われる道に行って幸せな人生を送れるか、とか考える事もあると思います。

なので新聞やネットの記事で、子どもが医学部に入った、いいところに入った、就職した、育て方が〇〇だからという方法などを読んで感じる事があります。

その成功例は統計上ある程度は正しいという事も

それでも絶対では無い事も、

たまたまそういう遺伝子の子が産まれた、

母子家庭には良くあるお母さんの為に頑張る、

人は頑張る理由が欲しい。

頑張る理由があっても頑張れない人もいるし居ていいと思う。

頑張らなくてもその人なりでいいんだと思う。

自分の人生は失敗だったけど、子どもが優秀で、立派に育ったから私の子育ては成功だった、だから私の母としての通知表は合格と聞いたことがある。

自分の人生に失敗はないのです。

そして子育てに通知表もない、学歴や競争社会になって、人と比べることが当たり前になり、学校からも会社からも離れて主婦になると、点数が出ることは自分には無くなり、子どもの出来が母の成績だと思う様になる。

それはすべて違うと思う。

どんな子もそれぞれの良さがあって、かけがえのない存在なのだという事。

たまたま優秀なお子さんを持ったことも現在の価値観でその人がそう思うから。

起こったことから何を感じて学ぶかだと私は思っています。