気がつかない事
人は何か起こっているのかなかなか気がつかない。
自分の家を見渡した時たくさんの物や色がいっぺんに目に入ってきたら、それを凄いスピードで処理する為に脳はフル回転している。
めちゃくちゃ疲れるよね。
日曜日に捨てようねって車に積んだはずの食器棚が、農業用の倉庫で役に立っていた。
他にもスチールの棚を両親が運んできたらしくいろいろな物が倒れたり壊れたりしている。
あっそうかここで使えたんだ。
あまりの量と汚さで冷静さを欠いていたなと思いつつ、でも?こんなに物いる?
棚に収まってる物の中身、この前捨てた物だったりする。
やっぱり大物捨てると片付けた気になるよね、でもそうじゃない、細々とした物を大変だけど一つ一つ分別していく事が本当の片付けなんじゃないかと思った。
わーって捨てたくなる。
うちの場合、実家の掃除が家族やご先祖様にも影響しているらしい。
見えないので信じるかはその人次第だけど、信じざるを得ない事が起こるし、何もできないくらいなら綺麗な方がいいのでやり続けようと思ってる。
本当に必要なものって実はあんまりない、新しく家を構える時は何にもなかったはずなのに何年かすると物凄い量になってる。
それを自分の執着から捨てられずに勿体ないという言葉で誤魔化して過ごしてきた後始末は私達子孫がやるの?
うーんまぁ親孝行と思ってやる事にする。
私は立つ鳥跡を濁さずで死ぬ事にする。
死ぬ時はみかん箱1つに収まる量がいいって聞いたので、それを目標にしよう。
人はいつ死ぬかわからないから。